2014.01.22

昨年といってもたったこれだけかと。

2013年の読書メーター
読んだ本の数:20冊
読んだページ数:4516ページ
ナイス数:51ナイス

誰も教えなかった“自分流写真"の方法 (玄光社MOOK)誰も教えなかった“自分流写真"の方法 (玄光社MOOK)感想
気楽にいこう、好きに撮ればいいじゃないという本。 文章は少ないので絵本のようにぱらぱらと読めます。 撮影技術に関する本ではないので、系をそちらに持っている人が読むと大変つまらない。 写真の本ではあるけれど、どちらかというと自分の何を写したか、好きに撮ればいい、再発見する部分などの方に主眼が置かれています。写真以外の物事に置き換えて読んでもいいかもしれません。  筆者が技術一辺倒やコンテストマニアに苦言を呈していますが、それもまた楽しみのひとつなのかなとも思いました。 読み終えると、何でも撮って楽しみたいな
読了日:2月12日 著者:丹野清志
海辺のカフカ (上) (新潮文庫)海辺のカフカ (上) (新潮文庫)感想
初めての村上春樹。聞いていた印象は理解できたし、幸い僕にはあっているようで楽しい。どうつながって行くんだろうと思っていた話が少しずつ近くなって、同じように徐々に引き込まれて行く。話が大きく変化を見せて、下巻への期待が膨らむ。少年の生きている方向と感じ方に憧れて、読みながら気持ちがうっすら綺麗になった気がする。読み終えたらどんな感想が湧き上がるんだろう。楽しみだ。
読了日:4月10日 著者:村上春樹
海辺のカフカ (下) (新潮文庫)海辺のカフカ (下) (新潮文庫)感想
わずかな時間に辿った深く長い人生を凝縮してあるお話でした。村上春樹は今作が初めてです。驚いたのは想像と違ってファンタジー要素が強かったことでしょうか。描写は皺の曲面をなぞるような、湿度のある表現でした。匂いや景色が直接"画"に変換されるので僕に合うのかな。ここまで物事を考える少年は少ないだろうけれど、その少年を通して人間の深い本能と意識がナニモノかに昇華していく一連を読むことで出来るので、不思議なすがすがしさがありました。乾いているけれど優しい風のように。疑問もたくさんある。時間を空けて再読したいです。
読了日:4月19日 著者:村上春樹
ハリー・ポッターと賢者の石 1-1 (ハリー・ポッター文庫)ハリー・ポッターと賢者の石 1-1 (ハリー・ポッター文庫)感想
昨日の夜に読み始めたがさくっと読み終えてしまいました。平易な文章で読みやすく楽しめました。映画にはなかった詳細な設定や話がたくさん合ったので、やはり原作はいいなとあらためて思いました。これは、楽しいですね。
読了日:4月28日 著者:J.K.ローリング
ハリー・ポッターと賢者の石 1-2 (ハリー・ポッター文庫)ハリー・ポッターと賢者の石 1-2 (ハリー・ポッター文庫)感想
それぞれの先生が施した幾重もの防衛線、細かな描写、映画では時間の都合で伝えきれない部分がこんなにたくさん。原作とは炊いていこういうものですが、やはり楽しかったです。僕は確か映画も3作目までしか見ていませんが、セブルスのファンです。アラン・リックマンが好きなのも理由の一つですが、最終刊まで出てくるのかなあ。その辺の情報は一切入れていないのでとても楽しみです。読みやすさはいい部分の一つです。近いうちに2作目もかって読もうと思います。
読了日:5月15日 著者:J.K.ローリング
読むだけですっきりわかる世界史 古代編 ピラミッドから「三国志」まで (宝島SUGOI文庫)読むだけですっきりわかる世界史 古代編 ピラミッドから「三国志」まで (宝島SUGOI文庫)感想
頭に入りやすい部分と覚えにくい部分はどうしても出てくるけども、勉強じゃ無いので読み物として流れは楽しめました。続きもあるので買ってみようかどうしようか。
読了日:6月11日 著者:後藤武士
ドグラ・マグラドグラ・マグラ
読了日:8月14日 著者:夢野久作
日本2.0 思想地図β vol.3日本2.0 思想地図β vol.3
読了日:8月17日 著者:東浩紀,村上隆,津田大介,高橋源一郎,梅原猛,椹木野衣,常岡浩介,志倉千代丸,福嶋麻衣子,市川真人,楠正憲,境真良,白田秀彰,西田亮介,藤村龍至,千葉雅也,伊藤剛,新津保建秀
風立ちぬ風立ちぬ感想
美しく、はかなく、それでいてやさしい言葉であふれている。心が見えるような文章に涼やかなる風を感じる。素敵な本です。
読了日:8月25日 著者:堀辰雄
羅生門羅生門感想
読む毎に新しい発見がある。善悪、価値観、理性、正義の定義。また、時間を置いて再読します。
読了日:8月26日 著者:芥川竜之介
キチガイ地獄キチガイ地獄感想
ドグラ・マグラより読みやすく、展開も早いのでのめり込む。短いのですぐに終わってしまうけれど、やはりドギドギじでじまゔ。ラストは好みです。、
読了日:9月2日 著者:夢野久作
キチガイ地獄キチガイ地獄感想
ドグラ・マグラより読みやすく、展開も早いのでのめり込む。短いのですぐに終わってしまうけれど、やはりドギドギじでじまゔ。ラストは好みです
読了日:9月3日 著者:夢野久作
心が楽になる26の言葉 ストレスを感じる30代が読む本! 王陽明の「ホッとする」名言集 (歴史の名言シリーズ)心が楽になる26の言葉 ストレスを感じる30代が読む本! 王陽明の「ホッとする」名言集 (歴史の名言シリーズ)感想
よくある啓発本の体裁をとっておらず、著者の解釈を交えて『提案』してくれる本。あくまでも提案で押しつけがましくないところが良い。それは著者自身もくどいほど書いているので、よほど誤解を招きたくないか気にしているのだろうなと。いい考え方だなあと、素直に受け取ることが出来ると、毎日が少し変わって見えるのかも知れない。再読したい本です。
読了日:9月17日 著者:竹本友重
「原因」と「結果」の法則「原因」と「結果」の法則感想
短いけど大切なことが書かれてる。読み返す本だと思った。魔法なんかじゃなくて、正しくて信じることとは努力することでもあるんだよね。
読了日:10月2日 著者:ジェームズ・アレン
パンダをいくらで買いますか? ストーリーで学ぶファイナンスの基礎知識パンダをいくらで買いますか? ストーリーで学ぶファイナンスの基礎知識感想
ほんの少し興味が出てきたところにであった本。無知識でスラスラ読める。からなかったら再読できる分量。これは気に入った。良書。
読了日:10月11日 著者:野口真人
僕は、七輪でみんなをハッピーにしたい僕は、七輪でみんなをハッピーにしたい感想
できない人なわけがなく、すんごくできる人。並の人じゃない。そしてリアリティ。僕らが想像して勝手に同情するあの似非ヒューマニズムが吹き飛ぶ現実が、とても読みやすい文章で書かれています。ブログ記事の編集加筆したもののようですが、厚みがあるものの読み始めたらすぐでした。本当の自立を支援する。それが書かれています。
読了日:11月6日 著者:黒岩揺光
ゲンロン通信 #9+10ゲンロン通信 #9+10感想
実は毎回楽しみにしているのが『テーマパーク化する地球』です。今回は全く毛色が違った内容を見せてくれました。厳しさと理念、経過と展望。次を楽しみにしています。
読了日:11月8日 著者:新津保建秀,宮台真司,上田洋子,梅沢和木,速水健朗,井出明,村上隆,海猫沢めろん,市川真人,ふるまいよしこ,安天,河野至恩,東浩紀
1万円からはじめるネット株1万円からはじめるネット株感想
株式を始めたいからではなくて、もっと経済について知っておこうというのが動機でした。ですので、別の本を読んでいたり雑誌を読んだりネットで見たりしていました。すると株に関する経験関する話題もたくさん出てくることに気がつきました。そこで1番簡単そうなこの本を手に取り読んでみました。投資とは、その影響とはと言った部分を市民目線で学習するにはいいかなと。ただし、誤算はやり方の本だったこと。それでも結構役に経ちましたよ。このてなら何でも良さそうです。
読了日:11月8日 著者:監修岩本秀雄
[図解] 池上彰の 経済のニュースが面白いほどわかる本 (中経の文庫)[図解] 池上彰の 経済のニュースが面白いほどわかる本 (中経の文庫)感想
サクサクと読み進められて、理解しやすい良い本です。直近の経済の流れをさらっと読みながら感覚として『わかる』ような作りになっています。各項目を掘り下げているわけではないですが、書かれていることをしっかりと理解できると、日々の経済ニュースがより面白くなるはずです。
読了日:12月3日 著者:池上彰
マイナスをプラスに変える行動哲学 -答えは自分の中にある。-マイナスをプラスに変える行動哲学 -答えは自分の中にある。-感想
運動系精神論でポジティブ思考に持って行くことと行動していくことは理解できるけれど、内容が薄く哲学と謳うには浅すぎます。プラスになる部分はあるけれど、別のプロセスや行動理念との関連性は哲学的でもなくて拍子抜けしました。献本で読んだのですが、もっと別の本の方が内容があっていいと感じました。
読了日:12月31日 著者:白石康次郎

読書メーター

2014.01.10

12月分の読書メーター

2013年12月の読書メーター
読んだ本の数:2冊
読んだページ数:437ページ
ナイス数:4ナイス

[図解] 池上彰の 経済のニュースが面白いほどわかる本 (中経の文庫)[図解] 池上彰の 経済のニュースが面白いほどわかる本 (中経の文庫)感想
サクサクと読み進められて、理解しやすい良い本です。直近の経済の流れをさらっと読みながら感覚として『わかる』ような作りになっています。各項目を掘り下げているわけではないですが、書かれていることをしっかりと理解できると、日々の経済ニュースがより面白くなるはずです。
読了日:12月3日 著者:池上彰
マイナスをプラスに変える行動哲学 -答えは自分の中にある。-マイナスをプラスに変える行動哲学 -答えは自分の中にある。-感想
運動系精神論でポジティブ思考に持って行くことと行動していくことは理解できるけれど、内容が薄く哲学と謳うには浅すぎます。プラスになる部分はあるけれど、別のプロセスや行動理念との関連性は哲学的でもなくて拍子抜けしました。献本で読んだのですが、もっと別の本の方が内容があっていいと感じました。
読了日:12月31日 著者:白石康次郎

読書メーター

2013.11.05

2013年10月に読んだ本

2013年10月の読書メーター
読んだ本の数:2冊
読んだページ数:283ページ
ナイス数:2ナイス

パンダをいくらで買いますか? ストーリーで学ぶファイナンスの基礎知識パンダをいくらで買いますか? ストーリーで学ぶファイナンスの基礎知識感想
ほんの少し興味が出てきたところにであった本。無知識でスラスラ読める。からなかったら再読できる分量。これは気に入った。良書。
読了日:10月11日 著者:野口真人
「原因」と「結果」の法則「原因」と「結果」の法則感想
短いけど大切なことが書かれてる。読み返す本だと思った。魔法なんかじゃなくて、正しくて信じることとは努力することでもあるんだよね。
読了日:10月2日 著者:ジェームズ・アレン

読書メーター

2013.09.13

新しいのが出るちょっと前、Kindle Paperwhiteを買いました(笑)

題名の通りです、お盆前に買いました。


一月も経たないうちに、新型のPaperwhiteが出ました。
Kindle Fireのアナウンスはあったのです、だからもしかしてとは思っていたのですが、それなりにショックはありました。



最初に結論からいきます。


べつに自分のでもよかったとホッとしている。

です。


Kindlewp001
*青空文庫なので本文を撮影しました。




大きな違いは以下です。

・より白いスクリーン、より濃い文字
・ぱらぱらとページをめくる感覚(章ごとなどのプレビュー機能実装)
・CPUが25%高速になりページめくりなどが機敏に
・辞書とWikipedia連動
・2GBから4GBへ内蔵メモリが増加
・2000円高い

あとは、キャンペーンとして11月30日まで1980円分の書籍が買える権利がついてくるくらいでしょうか。


一般的な本でも4GBだと4千冊入りますが、半分でも2千冊です。端末に入れてなくてもクラウドに書籍データは残っています。購入した本はいつでもダウンロード可能で気にはなりません。強いていえば25%高速になったということ。これも敢えてであって、最初はイマイチと思っていた反転する挙動も慣れてしまいました。

バッテリーの保ちは皆さんがいっているように素晴らしいです。公称データは置いておいても、普通に使っていて2週間は確実に持ちます。暗いところなので使うライトも最大24のうちぼくが使うのはせいぜい4くらいまでです。夜目が利くというのもありますが、オフにしても薄明かりで見えるのでいいです。





目が疲れないe-ink

これは液晶とは比べものになりませんよ、断言します。
iPhoneにも読んだページを連携できるKindleアプリがありますが、時間が経つにつれてPaperwhiteの読みやすさが秀でていることがわかります。大きさもあるのかも知れませんが、やはり目が疲れません。紙の書籍に近くて、文庫本を読んでいる感覚に近いと感じています。

一方、この方式を採用しているデメリットもあります。ページ送りなどの画面リフレッシュ時における【反転】のような現象です。

最初はこれが一番気になりました。高速でもないし、ふわっと変わるこの感覚。ぼくの場合は買ってしまったわけですし・・・・・・、と、実はこれも使い続けているうちに慣れました。今では気になっていません。本当ですよ(笑)。

ぼくとして一番気になっているのは、ライトパネルのムラです。Kindle Paperwhiteはバックライト方式ではなくて、一番上のにあるクリアパネルの内面に光を反射させて上から照らしている格好になります、それによってより自然で読みやすくなっていることにもなっていますが、構造上横から入射光が来るためにその部分との輝度差が見えてしまいます。これは全て同じだと思いますが、左下横からですね。これが気になります。読み進めているうちに気にならなくなりますが、ぼく自身が気にしているので気になってしまうのです、損してますこの性格。
これはネットで検索してもほとんど気にされている方はいないので、重箱の隅のような問題なのですね。

その程度の【気になる部分】があるだけで、満足度が思っていたよりも良かったなというところが真実です。




3Gモデルもあるけれど

3Gモデルの通信料はAmazonが負担するので、無料で通信が可能です。価格は5千円ほど高く設定されています。出先でのダウンロードにも不安はないでしょう。これは使い方や人によって違います。出先で頻繁に読める人は書籍の入れ替えも多いでしょうし、購入する本の数も違います。読むのも早くて買うのも多い人、そんな人は3Gかなと。見やすいとはいいませんが、Kindle Storeで検索もその場で出来ます。ただし、その閲覧性はタブレットやiPhone、パソコンに比べて著しく低いですよ。しかしながら、そこに価値を見いだせるなら3Gにすべきでしょう。

Kindle Paperwhite WiFi版を持っていますが、AmazonのKindle storeは閲覧できますし、購入もできます。ただし、上記の通り描画スピードやが低いため使い勝手は良くありません。これは3G版でも同じです。
僕がWiFi版を購入した理由は、出先で読むのはいつも本の途中であること。読み終えたと言って休憩時間に読むので、ブラウジングして購入するなどというような事は時間的にも簡単にはできません。いちど試しましたが、万が一の場合はiPhone 5を使ってテザリングで対応しました。頻度から言えば問題ありませんでした。

Kindle Paperwhite WiFi版を持っていますが、もちろんこちらにもAmazonのKindle storeは閲覧できますしー購入もできます。ただし、その描画スピードやCPU性能のために使い勝手は良くありません。これは3G版でも同じです。僕がWiFi版を購入した理由は、出先で読むのはいつも本の途中であること。読み終えたと言って休憩時間に読むので、ブラウジングして購入するなどというような事は時間的にも簡単にはできません。いちど試しましたが、万が一の場合はiPhone 5を使ってテザリングで対応しました。頻度から言えば問題ありませんでした。

 

使い始めてどんな具合か。

e-inkの優しさが素晴らしいです。全く目が疲れません。これはおおむね、ネットの評判通りだと感じています。それと同時に、電池の持ちも全く問題ありません。 2週間以上は楽々バッテリーは残っています。それ以外ですと、設定で変更可能な文字の大きさ、フォントの種類は3種類から、文字の密集具合などを変更できますが、デフォルトで使っています。それが僕には合っているようです。

最初は何を買おうかなと思っていましたが、青空文庫がたくさんありますのでそれらを無料なので読んでみました。こういうときに初めて読むことができる本、ありがたいです。

現在ではキャンペーン中のようで、 Amazonプライムの会員になるとひと月に1冊、対象の本の中から無料で読むことができます。やや高めな本もも安めの本でも冊というくくりなので、 Amazonプライムに入っていてKindleを持っている人に限りますが、お勧めのサービスです。

注意事項としては iPhoneのKindleアプリや同じアカウントのPCからはこの特典は受けることができないこと。無料で1冊を手に入れるには、 Kindleの端末から操作を行う必要があります。普段本を選別するときは、 PCやiPhoneから探しているのですが、この時だけはKindle Paperwhite本体から操作しなければならないため、その操作性の悪さからちょっとだけ嫌ですね。ですから、あらかじめiPhoneやPCなどで本を決めておいてから、検索で一括選択という方法をとっています。参考にして下さい。Kindlewp002
左がUSB端子、真ん中がLED、右がボタンになっています。

設定で変更はできますが、数分経過するとスクリーンが切り替わってスリープ状態になります。この右のボタンを押すことによって、スリープからの復帰・即時スリープといった動作が可能です。動作としてはこれだけなので、操作方法は簡単です。



紙の書籍との住み分け

どちらが好きかと言われれば、従来の紙で作ってある本の方が僕は好きです。ものによってはKindleでいいかなというときもあります。手軽さ、利便性そういうものの電子書籍はやはり強い。しかし、家でパラパラとめくるような行為はできません、感覚としてはまだまだ及びません。この辺を頑なに考えるのではなく、柔軟にあの本だったら電子書籍の方が読みやすいかなとか、そういうことを考えればより楽しい読書の時間を過ごすことができるのではないかなと思ってます。あと、価格も本によっては同じですが、大体が少し安いですし、 Amazonでは日替わりや月替わりのセールもやっています。これらを利用することでうまく好きな本を手軽に読むことができるのではないかなと。

とはいうものの、僕が買ってから1ヶ月もたたないうちに新しいKindle Paperwhiteが出てしまいました。やっぱり、ちょっとはショックですね。どうしょうもないですが、迷っている人は買っていいと思いますよ。 Kindle fireなどのタブレットはまた別のものだと思ってますので、ここでは対象にしません。本を読みたいだけなら、本当におすすめします。

Amazonプライムの会員ならば、そういうサービスもうまく組み合わせることで、 Kindleライフが充実するのじゃないかなと。そんなことをグダグダ書きまして Kindle Paperwhiteを買いましたという報告を終わります。お勧めですよ。



でも、ちょっぴり、ちょっぴりショックだったかもな(笑)。

2013.09.11

8月に読んだまとめ

ちょっと抜けている部分がありますが、Kindle Paperwhiteを買っているので無料のものが多いです。

2013年8月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1128ページ
ナイス数:4ナイス

羅生門羅生門感想
読む毎に新しい発見がある。善悪、価値観、理性、正義の定義。また、時間を置いて再読します。
読了日:8月26日 著者:芥川竜之介
風立ちぬ風立ちぬ感想
美しく、はかなく、それでいてやさしい言葉であふれている。心が見えるような文章に涼やかなる風を感じる。素敵な本です。
読了日:8月25日 著者:堀辰雄
日本2.0 思想地図β vol.3日本2.0 思想地図β vol.3
読了日:8月17日 著者:東浩紀,村上隆,津田大介,高橋源一郎,梅原猛,椹木野衣,常岡浩介,志倉千代丸,福嶋麻衣子,市川真人,楠正憲,境真良,白田秀彰,西田亮介,藤村龍至,千葉雅也,伊藤剛,新津保建秀
ドグラ・マグラドグラ・マグラ
読了日:8月14日 著者:夢野久作

読書メーター









9月はどうかなあ。

2012.12.03

11月の読書メーターまとめ

風邪を引いたこともあって、途中からは本なんて全く読めていなかったりします。

2012年11月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:1667ページ
ナイス数:19ナイス



重力ピエロ (新潮文庫)重力ピエロ (新潮文庫)感想
途中から予測ができてその通りだったので、僕には珍しい本でした。内容はおもしろい。伊坂幸太郎氏の魔王をちょっと思い起こさせるものでした。最後をどう持って行くのかなと思っていたのでしたが、これだけは予想を裏切られました。仮にも『事』を未来に後悔しない日が来ないとは言えないわけで、もう一つのトラウマになりはしないのだろうかと考えてしまいました。僕ならここではこうする、僕ならこうだろうと一緒に読みながら行動することで、なかなか楽しめた作品でした。
読了日:11月15日 著者:伊坂 幸太郎



半島を出よ〈下〉 (幻冬舎文庫)半島を出よ〈下〉 (幻冬舎文庫)感想
高麗遠征軍が犯罪者を逮捕して残虐な仕打ちを行ったことも、実は心のどこかですかっとする要素を持っていたりする。強欲な人間たちが罰を受けるのは、不思議と心地よい気分になっていた。キム・ヒャンモクもチョ・スリョンも粛清と自決以外の数少ない希望だし、束縛されないナチュラルな集団であるイシハラ達も少なくない犠牲きではあるものの後の時間を過ごしている。『楽しいというのは仲間と大騒ぎしたり冗談を言い合ったりすることでは無い。大切だと思える人と、ただ時間を共に過ごす事。』この言葉がグッときた。大変面白かった。
読了日:11月10日 著者:村上 龍

読書メーター

2012.10.02

『終末のフール』の“太陽のシール”を読み終えました。

 

話の内容を含みます、これから読まれる方はご注意願います。



優柔不断な冨士雄と快活で明朗な美咲という二人の若い夫婦の物語。『終末のフール』は共通の衝突の避けられない小惑星がくるその日まで後3年というタイミングでの、それぞれのストーリーの一つ。

8章構成の中の第2章に当たる太陽のシールは最初の終末のフールと同様にありきたりな家族の中の一つにスポットが当てられています。

10年できなかったこのタイミングで、うれしくも悩む妊娠。産まれてくる子供は、予定通り小惑星が衝突するなら3年しかいきることができません。それが幸せなのかどうか。残酷ではありませんか。後三年をどう過ごすのでしょう。優柔不断さが冨士雄に磨きをかけます。

学生の頃の同級生、土屋君にさそわれてサッカーをやることになります。土屋君は前にでるタイプではありませんが、リーダーのような存在で安心感を周りに与えてくれます。気がつけばみんなは彼を慕い集まっているという理想の指導者のような友人。

サッカーの休憩時に土屋君の落ち着いた告白。先天性の重い病を患った7歳の息子、リキのこと。土屋君夫婦がいなくなれば、彼の面倒をみることができない、それがつらいです。でも後3年でみんな一緒になっちゃいますけれど、申し訳ないけれど3年で土屋君たち3人は死ぬ、一緒に死にます。周りのみんなも死ぬことになりますが、そういう拭えない不安からは解放されました。人がいなくなっても、今みている太陽とたなびく雲は残ってるんだと彼はいいます。太陽のシールだって。剥がれないんだって。

ぞぞっとした、この表現。情景が浮かびます。いつの間にか冨士雄であり土屋君に、呼んでいる僕を変質化させています。

最後の藪医者で誤診が通常と噂の産婦人科でみてもらったという今回の妊娠が、「産もう!」と決断した冨士雄のこころをいわれもなき見えない奈落につき落とします。その心の落差も大きいです。優柔不断なままの方が良かったのだろうかと思いました。読み進めることが怖くなります。あと数ページなのに、決断する人間に変化した冨士雄によって、物語の結末も変化していくのだろうと思って読み進める。

太陽のシールは剥がれない。

なんてすてきなんでしょうね。短いので読み始めも読み終えたのも朝でしたけれど、とても感動して心がジャンプしています。本を読むことはこれが一番好きなんですよね。1時間も読んでいないのに感動傑作の映画を見た気分になれるんです。今日は素晴らしいスタートです。嫌なことがあっても、この今朝の気分でなんとかなる確信があります。

太陽のシール、よかったです。

2006.08.20

毎日暑いですね;

Zasi4 最近カテゴリなんかも整理しなきゃと思っているLaylackです。

突然ですが日本カメラっていう雑誌がお気に入りです。興味を持ち始めて書店に行き、アサヒカメラと日本カメラが並んでて迷いに迷ってました。ぺらぺらめくりながら中身をざっと見てみると、内容は分からずともアサヒカメラの方はどうもヌードが多い。あまり好きじゃないので日本カメラにしただけで、それから今回で3ヶ月目と続いております。

読み応えがあっていいですね。実におもしろいです。歴史や銀塩のことは全く知りませんが、知らない世界はとても興味深いものです。綺麗だとか、構図だとか、ぶれていないっていうことが絶対ではなく、それ自体が表現の手段であることもこの雑誌をとおして初めて知りました。確かに、自己表現の一つという側面も持ち合わせていますものね。

LEICA(ライカ)はよく分かんなくて、見た感じもピンとこないのですが、ZEISS(ツァイス)は知らないにもかかわらずかっこよさを感じました。そういうことも初めて知りましたしね、ROLLEIFLEX(ローライフレックス)やHASSELBLAD(ハッセルブラッド)も何でかはしりえませんが、どこかで名前だけ聞いたのかその”音”は覚えていました。まさかこんな形のカメラだったなんて思いもしなかったものですが。

で、いいですよ、興味持ったなら一度見てみてください。

さ、あと10日だ。二三日でNetでSDから準備しようか。ウヒヒ。。。

2006.05.13

読み終えた信長の棺

つい先ほど読み終えた。

さて、この本は結構の話題を呼んだ本らしい。なるほどと、読んでみてその意味を得たりといった具合。Laylackのように頻繁に活字を目に入れない人にとっては、読みやすく引き込みやすい文章だった。

率直に、そこそこおもしろかった。う~ん、実に稚拙な感想で申し訳ない。しかし、おもしろかったに違いないのだ。ありがちと言おうか、今までも題材にされてきた有名な局面を独自の切り口で書いている。物書きである太田牛一からの視点で語られる点は、新鮮みがあり興味がわく。誰もが知っている、御屋形様に、内府様、太閤様の三角形の内に位置するところからの物語。付けられた題名も「さて、手に取ってみようか」と思わせる、実にわかりやすい直接訴えかける命名だ。

Laylackはこれを頂いた。よって、書店にて実際に陳列平積みされているものを見ていないが、ほんの少しでも戦国の世に興味を持つ人であれば、読んでみたくなるだろう。手元にあるのはハードカバータイプ。表にかぶっている衣をはぎ取った中身が気に入っている。”あとがき”はまだ読んでいない。この記事を書いてからにするつもりだ。

ここで、内容については触れる気は毛頭ないが、せっかくなので一読した上での感想を述べさせていただこうか。

フィクションであるわけだが、この頃、安土桃山時代から大阪の陣にかけて、特別な思い入れやロマンを抱いている人には不満も多かろうと正直思った。Laylackは特別と言うほどのものではないが、戦国時代と一括りにされるこの頃は好きだ。何がというわけではないが、贔屓(ひいき)にしている戦国武将もいる。毛利元就、長宗我部元親、北畠具教とか惹かれます。特に有名な上杉や武田などは言うに及ばずである。

そういう部分において、著者である 加藤 廣さんは独自の視点で書かれているわけである。歴史上の事実と結果に加え、豊かな想像によって生み出された”課程”が肝であるために、奇しくも牛一と同じく、こうあって欲しいという理想像を壊されるような感情になってしまうこともあるだろうからだ。また、冒頭で述べた”読みやすい”というのは、様々な描写のうち、内面についての記述が多いからに他ならない気がする。内面、即ち心の内が文字を通して手に取るように理解し得るので、いつしか信定として読んでいたつもりが牛一に、牛一として読んでいた人は又助となっていく自分に気づくのではないか、とふと思ってしまった。つまりは感情移入度が大きい人ほど、又助の立場なるのが早いだろうとも思った(いいすぎだろうか)。”信長”ではなく、”信長公”でもなく”御屋形様”のためにと。

ただし、読みやすい反面、先の展開が読めてしまうのが少し残念な気もした。嫌という感情ではなく、「もっと隠してもらいたい!わかりにくく挑戦的に!」と味付けにほんの少しの注文を出したいわけだ。伏線もいろいろと張られているが、些とわかりやすい、もっといえば、隠されていない罠のような気もする。もっと複雑にしてもいいかなと。

しかし、やりすぎると案外読みにくくなるのが相場と言うもので、売れているということ、つまりは受け入れられているという結果を踏まえては、これが正解だったのだろう。<個人的には>という注釈を付けるなら、もう少し難しく(ちょっと意味合い違うかもしれないが)してもらったら是非もう一度読んでみたい。

Laylack的決着として、”結”に好みとしての不満はあったものの、本としてはおもしろく楽しめた。幼稚とは言わないし、もちろん馬鹿にするわけでもない。うまくは言えないが、少しわかりやすすぎる感があった。すぅっと、文が入っていくのであった。読みやすいというべきか・・・。だからこそ、広い購入層になったのであろうことも容易に想像できる。高齢のようだが次回作に期待したいなと。

今回の”信長の棺”はおもしろかった。好きな時代故に固執する部位あるのは此必定。だからこそ、こんな文章書く人の次なる作品を是非読んでみたいのだ。

労力と時間が無尽蔵ならば、自分なりのかの秘密を探り熟考してみたい・・・。

さぁ、あとがき を読んできますか!

2004.11.23

日本語の難しさ

 私が持っている数少ない本の中に、”うまい!と言われる文章の技術”というものがある。著者の轡田隆史氏(くつわだ・たかふみ)は朝日新聞編集局顧問をしていらっしゃる方だそうなのだが、その仰々しい(失礼だな)肩書きとは裏腹に轡田氏の解説がわかりやすく何度と無く読み返してしまう。

 問題の文章だが、私は思うがままに書いてしまうタイプであるので、あとで読み返すと稚拙な表現のオンパレードで恥ずかしいと感ずることが多々ある。言い訳をさせてもらえば、Laylaは編集者でもなければ作家でもないのだから、ホームページやBLOGなら良いのではないかと、許して欲しいなと。しかし、いざネット上であらためてみてみれば、表現云々ではなく見立ての段階でわかりにくいということに気づいたりする。そんなときに、初心に返るつもりでこの本を読み返してみるのである。

 この本は様々な文章を書く上でのヒントや方法などをわかりやすく説いてくれるが、小論文なども含め、新聞という独特の世界とそれに類似した派生媒体に少し重きを置いている。もちろんそれが悪いとかいうのではない。反対にその中には書くということの基本から、読み手のことを考えた文章のノウハウまでが網羅されているので、困ったり悩んだりした時につい手に取ってしまうことからお薦めの教科書となっているほどだ。イメージ的には”堅い”という印象を持っていることは否めないが、書いてあることは実におもしろく、どこかやわらかいのだ。

 さて、なぜこんな事を急に取り上げたのかというと、ここのところのHPも含めた文章がやや煩雑に思えて仕方ないからだ。そこは、”気分で文体が変わる貧乏人”の通りどうしようもない。それでも念のためカテゴリー別・HP/BLOGによってと使い分けしているつもりだが、やはりこちらの意図していることが伝わっているかどうかという大きな不安がつきまとう。”CENTRAL”を始めてからというもの、ATOKの力を借りて自分にとっての思っていることを書いてきたつもりであったが、わかりやすい文ではなかったように感じる(つまり、力量不足なわけだ!)。荒削りな言葉のままで伝えたい部分はそのままに、これからはその辺りも意識して記事を書いていこうと思っている。

 HPは一応現状を維持として、場合によってコラムなどの読み物に相当する部分は気をつけるつもりだ。BLOG上においては、内容・文体によってタイトルを意識していこうと考えている。どんな文章がよいかどうかはわからないが、読み手のことも考えなければ本当に伝えることは難しいのかもしれない。文字では表現によっては誤解を受けることもあるかもしれない。そういった部分、つまりは単に書き手の技量不足を、この先少しでも改善していけたらなと感じた今日だった。

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