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2011.12.31

今年をTwitterとともに振り返ってちょっと考えてみる。


Facebook等のSNSは触れているが、今回は言及しない。
玉石混淆という四文字熟語を真っ先に思い出す。SNSがコンピューターにそう詳しくもなかった人たちが、一斉にメディアの影響によってなだれ込むように門を叩いた一年だったと思う。Twitterが以前よりも注目されていたのは事実だけれども、3.11の大震災でさらに取り上げられていった気がした。Timelineにはデマと緊急が混じり合い、比較的安全な地域にまでも瞬時に蔓延していった。3.11関連で速報的に広まったのは次のtweet。

《友達からの情報より、コスモ石油の爆発により有害物質が雲などに付着し、雨などといっしょに降るので外出の際は傘かカッパなどを持ち歩き、身体が雨に接触しないようにして下さい。》

公式・非公式RTを問わず1週間を過ぎても継続的にTimelineに流れた。千葉だったと思うが、僕が受け取った爆発の第一報はTimeline。このデマを最初に受け取ったとき、真っに怪しいと感じたのでソースを疑う。リンクがなかったものがほとんどだったし信用度がとても低かった。非公式RTの場合だと発生元が削除したところで尾ひれが付いて蔓延していく。そのtweetは改変されながら一ヶ月も経過したのにもかかわらず相変わらず広がっている様は病原菌そのもの。spamっていうよりもたちの悪い印象である大量というイメージをもつUBE(Unsolicited Bulk Email)とかの方が似合っているかもしれない。このtweetの場合は【拡散希望】なんていう接頭語が怪しく思えた。【拡散希望】が悪いっていうわけではなく、そのTweetを発しているアカウントのtweetを少しさかのぼるとある程度の予測が立てられる。そこら辺は杓子定規に脊髄反射をするとつまらないネットの使い方になってしまう。

大きく広がったデマだと、周波数帯の違う電力網における交換効率を超えた夢の電力助けて節電tweet。笑えます。笑っている場合ではないが、笑えてしまう。小さなものだと輸血がたりない、骨髄バンクに等星の数ほどに。blogのエントリーだったりtwitterだったりFacebookだったりと形態はいろいろだが、本人がまじめだったりすると文体は丁寧なんだが、反対者には《こいつはわからないバカ》っていうディレクトリに勝手に入れるやっかいな人が多い。それもまた普段のくだらないTweetをさかのぼるとある程度は予測が可能だ。

How toではないけれども、知っておいた方がいいことはある。頭の隅にとどめておくだけでずいぶん違うことはある。そのアカウントのTweetの傾向って補正して6割で判断してみればいいのだと考えている。全く毒づかない人は、僕にとってはおもしろみのないアカウントだ。きれい事ばかり言っているイメージをどうしても持ってしまう。先入観とはそんなものだ。反対に僕のように、やたらいやなことがあったりしたときに「なにあいつ?バカなの?死ぬの?」っていうくらいお馬鹿なノータリンTweetをしていれば、話半分6割補正のフィルタリングをするとざっくりしたカテゴライズもできるといった具合。

3.11以降メディアにおいてもTwitter連動ものが非常に多くなっていて、今ではTweetボタンはほぼ標準化されて他のSNSを網羅しているかによってもアクセス数が変化するらしい。あとは、スマートフォンの異常な普及スピードだ。アーリーアダプターに開闢され開墾された新規サービスという新興住宅地に、ガラケークラスタが流入してくる一年だった。スマートフォンを【電話機能を持つコンピューター】ではなく【ケータイの超絶進化形】だと認識している層だともおおむね言い換えてもいいだろう。つまりはそんな集合だ。
売る側としては客を育てていくべきという思想を僕は持っているが、イメージとして金になりさえすればよいという風土のためか最も大事とされる集団でもある。彼らは防水が付いていないことに苛立ち、高速なCPUが電力を消費することを意識すらしないにもかかわらず超高性能を望み、大画面大容量で電池の持ちのいい小型端末を望む層だw。裏を返せばそれが無いものを対案無く叩く。ただし、最もお金を落としてくれるという優れたスキルは持っている優秀なカモでもある。この辺は経済流動の原理から作られた「売れている」「流行の」といったタレントなどの商品とともに、それらと併売する女性中心とした様々なサービスと実は何ら変わりないのかもしれない。必要不可欠な存在なのだから。問題視すべき最も重要なのは、「すまほってえ〜、ついったーつかいやすいしぃ〜、いろいろできるからいいよね」という部分である。

UIが優れているというのは、使いやすさだったりデザインだったりと求められる上で厳密には変わってくる。FacebookやそのほかのSNSよりも爆発的普及をしたのは単純明快なルールにあると思っている。基本的なルールはテキストボックスに140文字まで。これだけ。あとはreplyやReTweetくらいなものでまかなえてしまう。使う側としてはバリアフリーに近いシステムだ。使い始めて潜在的なリテラシーの度合いで最初の選別がある。それだけの側とより深く調べて使いこなしに進む側とにわかれる。インターネットが浸透して爆発的に普及した。Twitterも裾野の広がり方は凄まじいと感じている。だが、実際に常日頃から使っている人っていうのは案外多くない。これは体感的なものでそんなに外れてはいないと思う。アカウントは作ってみたもののアクセスしていない人なんてすごく多いし、思い出したときに読んでみているだけな人や、「流行っているらしいね。」という人がほとんどで実際に頻繁に使用している人は国民全体から見たら決して多くない。これはインターネットだっても同じで、インターネットは使える状態にはあるけれどメールをたまにチェックしている程度。旅行に行く前に調べたりといった【調べ物】に使う外部辞書として運用している場合が多い。使っているし使えるけれど、あなたのいっていることは何が何だかわからないという人たち。彼らが最も多くの割合を占めているのが現実である。そんな彼らにとってUIは最重要項目だ。最重要項目でありながら意識しているわけではない、取っつきやすさと理解しやすさがあれば使ってくれる。ただそれだけのシンプルな話だ。選に漏れるものはUIが美しかろうが先進的であろうが関係ない。わかってもらえないUIなのだ。

その層がようやく各種メディアによって(3.11以降といういみではない)スマートフォンとTwitterが紐付けされた状態で提示される。二年の縛りから解き放たれた順番にガジェットを手に入れていく。とりあえず、とにもかくにも、まずはという接頭語を伴いつつTwitterという流れは自然だと思う。理解に苦しむ壁は取り払われ、導入は至って平坦な道を歩くがごとくである。玉石の石の部分が急激に増えていく。そしてうまく使うためにはその塊が玉なのか石なのかを見分ける術を会得していなければいけない。これはインターネットだろうとテレビなどのマスメディアだろうと同じなのだが、湯水のごとく流れ出て溢れかえっているTimelineからちょうどいいざるを使うのは案外難しい。量が違うのだ。その辺を大いに考えさせられた。

震災以後ではTwitterの果たしたというかSNSが果たした役割は非常に大きいものだった。既存の通信インフラが駄目な場所でもかろうじて繋がったケースもある。音声が駄目でも単文形式のデータが役に立った礼が数え切れないほどある事実。もちろん、3G回線が全く歯が立たずにまさに高級文鎮でしか無かった場所もたくさんある。つまりは、可能性が広がった点こそに注目する一年なのだと感じた。日本国内においてはTwitterがちょうどよい使いやすさだったのに加えて、回線インフラの安定性がいかに大事かということも思い知らされる。

Twitterは間違いなく一時代を築いたし、多大な影響と敷石を設置していった。それは流入してきたそれらの層が大量に流す勢いそのものなのだろう。始まりだと認識した上でその上を歩きつつ次の歩み先を決めるべきだなと。流れる情報も流す人間も玉石混淆なのだから。結局は人間そのもの。考えたことをどう流れに解き放って、そして流れにあるものをすくい上げて吸収していくか。つきあいの広がりはネット上とはいえ確実に広がった。そのつながりは本当にある意味大切な資産だと言い切ってしまっていいだろう。これだけでも玉は回収したのだとは思える。2012年は収束とはいわないものの、その動きは衰えていくはずだと予測している。広がる勢いがだ。ある意味ここからが本質がよく見えてくる部分なのだと思う。そういった意味でも新しい一年ではどう動いていくのかを注目していきたい。

本来ははしっかりと組み立てて上げるつもりだったのだが、時間切れで脈絡もない文章になってしまったことを残念に思います。ああこりゃ文才無いなって改めて感じました。落ちとか書きたかったけれど、今年中に上げて風呂も入りたいとか何とかなので、ええすいません。何が言いたいはっきりしないまま終わってしまったw。強引に閉めた感が凄まじい……。

てなわけで、今年一年間ありがとうございました。とともに、来年もまたよろしくお願いします。

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