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2010.10.03

今更感なトヨタ プリウスの感想とかグダグダと


プリウスに乗って所感。

まず、少々は乗ったことがあったという前置きをしておいての感想だけれど、簡潔な結果として長距離も山道も最初の印象と予想通りということだった。思い描いていた予想を寸分違わず裏切られることなく、だいたいこんな風だろうなぁというまんまだったということだ。あと、基本的にトヨタは嫌い。大嫌い。でもトヨタはすごいというのは十二分に認めてる、感情と本質は一緒にはしてません。

真図を持ってレンタルしたのは、現行の1.8Lモデルではない2代目に当たる1.5Lのモデル。
形が嫌いというのもあったけれど、ただでかくなって中身は変わらずに車内は閉塞感が出るようなインテリアには乗りたくなかったから。実際の寸法は広い、広さも感じるように作ってあることは確かだけれど、ウォークスルーができないセンターコンソールがあったりと改悪も多々見受けられる。素材の質感もプラスティックを高級に見せましたよ的な部分が、押し出されすぎていて不快を感じてしまう。そう言うからにはもちろん現行車も乗っているのでそうのたまうわけだ。先進的であろうとなかろうと、現行車は嫌いということに他ならない、つまり選択理由にならないから二台目をレンタルしたという話だったりする。

誰もが感想を述べる一番先頭に来るのは、きっと燃費だろうと思う。実際のところ僕が感じた部分も一番はそこだ。結果からいうと、奇跡的にも石川福井と回ってちょうど600kmを走行し、給油は23Lと驚異的。これはやっぱり驚かざるを得ないなと。なんといっても不安になるほど燃料が減らないのだからたいしたものだ。

自分の軽自動車と比べるのはかわいそうだが、やはり加速が楽である。1.5Lにモーターが加わるので、どうかな、体感的には1.8L位のパワー感を感じた。テンロクじゃなくテンハチクラス。2Lとはいいすぎな感じのイメージを持ってもらえるとわかりやすい。不愉快でない加速感だけれど、猛烈なパワーというわけでもなく、必要十分だという具合。あれだけ伸びれば日本の高速道路の登りでも大丈夫なんじゃないかな。恵那山とか中央道の登りがどうかは気になるけれど、おおかた満足できそうな感じ。

乗り味、これはもうThis is トヨタ車。最近は堅めの傾向があるも、大衆車はそうじゃない。あれはそうだなぁ、カローラって感じが一番言い得て妙だと思ってる。柔らかくってロールがちょっとばかり大きめ。なので、山道を気持ちよく走ろうとすると、車の方がちょっとまってねとたしなめてくる。乗っていたのはどういうグレードが知らないけれど、タイヤがひどかった。あんなモノかな。

車内は静かで、エンジンが止まらなくても基本的には静粛性が高い。もちろん僕のekと比べては失礼か。よくいうエンジンがかかってるか止まっているか、切り替わりがわからないなんていう人もいるようだけれど、そんなことはなくて振動はしっかり来るし、アクセルからの振動やステアリングインフォメーションからもしっかり伝わってくる。ちなみに仕事柄いろいろ乗っているので、このプリウスに限ったことでもない。マニュアルに慣れている人がオートマに久しぶりに乗ると「滑ってまっせー」な感覚に違和感を覚えると思うが、プリウスの動力を切り替える瞬間はもうちょっと上をいく気持ち悪さを持っている。確かに自然だし、よくあんなに調教したなって心底感動できる設定だけれど、機械的に直結したツインクラッチタイプの車(エボとかかVWとか)が感覚的にガチリと機械と一体感があるとすると、プリウスのような2動力切り替えタイプはいささかふわふわしたイメージだ。これが嫌いな人はつらいんだろうなと思ったな。CVTの最後のトルク抜けが嫌な人は、けっこうこのプリウスの動力切り替わりの瞬間は気になると思っているんだけれどそれに近いかもしれないかな。あとはそうですな、燃費がいいので、かっ飛ばし気味になるのは理解ができる気もする。何せ踏んでも燃費は異常にいいのだから、それほど気にしなくてもっていう心理が働くのではないかと思う。

車内は十分広い。ゴルフなんてやらないのでバッグの積み方の表示は嫌な感じ。作りはヴィッツ並であって、あれはメカを買うんだなというのがよくわかる。見えないところのコストダウンはものすごいから。現行も高級感(あくまでも”感”)は上がったけれど、よく見ると上手に安っぽい。これってすごい技術なんだろうな。極めて安っぽいけれど、だいたいの人はそうは感じない、むしろ高級に感じてもらえるようにうまく安く作ってある。アルファードやヴェルファイアなどの高い車でもいえるが、トヨタはこういうのがうまいと思う。実は安っぽい、しかし 【高級感を感じる人が多い見た目】には作ってる。ぱっと見て高そうに見えるといったような、そういう技術に長けてるんだと。


最近はガラス面積が極端に減ってきているんだけれど、コレも例に漏れずそうらしい。クラッシャブルゾーンをとるためかなんなのかしらないが、ドアの厚みが大きくてキャビンを守るようにすべてが張り出している。結果的にそれは踏ん張りがきくように車幅が広くなり、当然ボディ自身が肥大化して車重が増すわけだ。そこにがんばって軽量化をするわけで、だったらボディサイズなんとか考えればいいのにと。まぁ、マーケティングがあるわけで一概にそうは言い切れないけれど、矛盾も当然現場サイドは感じているだろうから大変かもな。

窓の大きさは先ほどあげたラージミニバンにもいえるし、プリウスもそう。なので、とうぜん視界はよくない。一昔前の車に乗ると、視界の圧倒的広さに驚いてしまうくらいだから。高さを持たないので、つまりはガラスが結構寝ているので、当然フロントの見切りは悪くなる。それに伴ってダッシュボードの高さは上がり、すべてが悪循環に。いいことは乗員安全性を高めていることかな。実際、前をぶつける確率は結構上がっていると思う。なにせ、視界を補うカメラを装備しましたなんていう、本末転倒な落ちだからしかたない。今の車は補助装置がないと見切りが基本的に悪い=死角も多いから運転はしにくくなる。ラージミニバンはハイエースといった箱タイプと同じで横の見切りはいい、あたりまえだけれどね。ただ、前後は最悪で、やっぱり本来車っていうのはカメラなんてなしに運転できるのが前提であるべきだよね。この二台目プリウスはその点、ぎりぎりかなと。いいとは思わないけれど、まぁこれならいいんじゃね?的な意味合いで。最近乗った中で一番、窓がだめだこりゃなのはLexus GSだ。BenzのCLS級にうんこだった。GSのインテリアも特に質感高いということもなく、完全に旧世代だった。そこいくとISはC-classやBMW 3seriesと同じ量販を狙う車種だけあって、意外に上手にまとめたなっていう感じがあったから。

運転すると本当につまんない乗り味で、山道を飛ばすという意味ではなく気持ちよく走ろうとしても、そうは応えてくれない。アクセル踏めばカスだってリミッターが聞くまで走れるわけで、走りの楽しさはやっぱりトヨタ車。つまらない。こうもつまらない車を量産するトヨタってともおもうが、単なる乗用車を作るという意味ではそれもまた大事なことなんだろう。そう、つまらないというか、乗り味が僕にはあわないという言い方がもっとも適しているのかな。

トヨタ車は壊れないなんていうけれど、一昔はそうだった。その当時も国産車は輸入車に比べて壊れにくいのが特徴の一つだったけれども、それももはや国内に至っては横並びになってきている。作り方というか、部品のくみ上げにおける思想は会社によって違うけれども、普通の人が普通に使う分にはどれも同じといっても暴論とまで行かないだろうと思う。マツダのブランドイメージは低めではあるけれど、マツダ車がトヨタ車に劣っていると全体を見ていうのは少し違うのではないかなとも思う。


ずいぶん年は離れているものの、知人がプリウスを購入した。売れ筋のツーリングセレクションだとかで、色は黒だったな。膨張色でないのでそれなりに離れてみるとしまった感じになるのだけれども、近くに行くとコレがでかい。運転させてもらったけれど、印象は変わらずやっぱりいらないなぁと。新しい時代を切り開いた寵児ではあるかもしれないけれど、自動車としての走る、止まる、曲がるといった部分は旧態依然としていて特筆すべき点はない。

結局走ることが好きな僕なんかの場合には、あれは選択肢にはなり得ないんだなぁ。

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