« これが漬物になるんだよね、お祖母様! | Main | It's a miracle! »

2009.01.09

夏の忘れ物

実家に帰ったら、きれいに葉を伸ばしている植物があった。
それは、妹の同級生の一周忌に頂いたもの。
都合、妹は思い出すし泣けてくるので実家に置いてあるわけだ。
その同級生はとても仲良しの子だった、僕も知ってる。
自ら人生を歩むのを辞めてしまったわけだが、
こうして葉を伸ばした分身がその跡を継いでいるかのようだった。

父は枯らすわけにいかんし、すてられんし、こまったもんやでという。
わからんでもない。そういいながらも、
こまめに様子を見ていてくれるのですくすく育つ。

よく見たでかいトンボがとまっていてビックリ。
聞けば道ばたで夏に死んでいたんだと。
きれいなまんまからからに乾燥していたので、
拾ってきてつけたんだってさ。

寂しい感じがするこの植物、ちょっとだけ賑やかな感じに見えた。
なにげなくそうしたんだろうけど、
色んな因果か意味ありげに感じてしまった。


と、そんなことを思い出した。


A368


« これが漬物になるんだよね、お祖母様! | Main | It's a miracle! »

写真」カテゴリの記事

Comments

辛い思い出を引き出す品物ってありますね。
亡くなられた方の形見のように思える品。
思い出すことで故人が慰められるのなら、思い出し、偲んであげたいと思います。
私も身近で大切な人を亡くしましたから、妹さんの辛さはわかります。

主人が年末に三重に行くために何人かの友人に連絡を取ったところ、他界されていた人が一人いました。
ちょうど結婚のため、主人がこっちに住み出し、連絡をなかなか取らなくなったころに亡くなったそうです。
壮絶な死に方だったそうで、主人は、私にも最初、話たがりませんでした。
30代の若さ。
友達の少ない人だったそうで、主人が三重にいたままなら、相談にものれたでしょうから、その方は死ななかったのかもしれません。
我が子が自ら選んだ死を、年老いた両親はまだ受け入れられずにいるのか、
主人の訪問に涙を流していたと言っていました。
主人が単独で三重に行きたいと言い出した背景には、故人が呼び寄せたこともあったのかもしれません。

ぴろろさん、おはようございます。

去年の夏に妹は結婚しましたが、
その僅か前に去っていったそうです。
僕も大体のことは聞いていまして、
そのショックから妹もおかしくなりかけたそうでした。
日時指定するメールで、
最後の言葉を仲のよい友達に向けてその日送信されました。

ぴろろさんの旦那様のご友人にもそんなことがありましたか。
生と死はものすごく重くたっといものですが、
その境界は一枚の紙切れよりも薄く絶対的です。

思い起こすことも、慰めになるのかもしれませんよね。

The comments to this entry are closed.

« これが漬物になるんだよね、お祖母様! | Main | It's a miracle! »

My Photo
December 2016
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

カウンター


Fine List

管理者のHP

無料ブログはココログ